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  • ハートフルギター教室

ギター脱力講座:手首のバランスチェック


今の身体の状態を知る

 脱力効果を十分に発揮するためには、手首を反らせる/折り曲げるなど、もともとの筋力バランスがある程度取れていることが重要です。ピッキングなど規則的に反復する運動の場合、伸筋群と屈筋群の値が拮抗していなければ、どちらかに偏った運動となってしまいます。フィンガリングにおいても、押弦/離弦のタイミングが合わせずらく感じることでしょう。

というわけで、手首のコンディションチェックをしてみましょう。

 

【手順】

① 右前腕を左手でつかみ、やさしく上下にゆする(手関節の掌屈/背屈)

② 右手首が蝶番のようにガックンガックンする場合、伸筋が弱っている可能性あり。

③ その場合、4指を伸ばしたままゆっくり手首を反らせるトレーニングをすると良い。

 

バランスした身体から脱力は生まれる

 1つ例を挙げましたが、もともとの力加減が大きく偏っている場合、脱力の効果は薄いものとなってしまいます。故にギターを弾く事だけでは改善されない症状(いくら練習しても思うように弾けない)に関しては、こうした根本的な身体バランスが崩れているケースを疑った方がよいかもしれません。


 この脱力講座では多くのエクササイズを紹介しておりますので、ギターを弾くだけでは不十分だと感じている方は是非お試しください。



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