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ギター脱力講座:関節可動域とスピード

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ギターが弾ける人の関節の動き


 「手の動きが滑らかだ」と感じる楽器奏者にはある共通点があります。それは掌がふんわりと丸く、手首まわりが完全に開放されていることです。こうした動作をよく観察してみると、クラゲのようにグニャグニャというわけではなく、必要なタイミングで瞬発的に強い力を発揮している ことに気づきます。筋力を発揮している時間が短いため、慣性力や重力を利用した「省エネ動作」となっていることが特徴です。

 今回は2つのトレーニングを紹介しますが、できる限り素早く行うことに意味があります。最初は5秒で疲れてしまうかもしれませんが、次第に10秒 → 30秒とスピードを維持できるようになるはずです。

 何度やっても上手くいかない場合は、根本的に動かそうとしている部位が違うか、運動の切り返しがスムーズに行えていない証拠です。その場合はモーションをよく確認しながら再構築する必要があります。

EX-1 親指CM関節の対立

EX-2 4指MP関節の屈曲

 この2つの動きはピッキング、フィンガリングの根底を成すもの です。もともと器用な人は苦も無くこなせるかと思いますが、苦手な方はギターを弾く前に行い続けると良いでしょう。前腕が力むと全体が固くなりますので、肘をテーブルに預けるなどして不要な力みが生じないようにしましょう。


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