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ギター脱力講座:左腕の位置、ネックの位置

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 ギターの演奏フォームは、左手(ネック・ハンド)を基準に構築するのがセオリーとされています。ピッキングが苦手だからといって、右手(ピック・ハンド)を中心に捉えると総崩れのリスクが高まるためです。

 まずは掌を上向きにして、肘関節を屈曲させてみましょう。首や肩甲骨まわりに余計な力みがなければ、下の写真のようになるはずです。


1.肘位置がやや後方に引かれた自然な屈曲位 ⇒ 重心の位置が低く、上腕筋群で前腕の重さを支えているので疲労度が少ない。

2.腕全体が前方へ飛び出した不自然な屈曲位 ⇒ 伸筋群も利用して前方へ引っ張っているので、重心が高く首肩まわりの緊張度が高い。

それぞれ実際にギターを構えてみると以下のようになります。

「1.自然な屈曲位」にネックを当てがった形(側面から見たところ)

(正面から見たところ)

◆ 身体の全面とボディ・トップ面がフラットに近く、両肩はリラックスしています。

◆ まるで指を立て掛けているかのように、左腕の自重を利用して弦を押さえています。

◆ 首~座骨のラインが完全にバランスしており、安定感と柔軟性を両立させています。

「2.不自然な屈曲位」にネックを当てがった形(側面から見たところ)

(正面から見たところ)

◆ ボディを右半身だけで支えており、今にも太ももからズリ落ちそうなギターを左手で掴んでいます。

◆ 左腕が前方へ飛び出しているため(手が遠い位置にあるため)、押弦肢位をとるだけで疲れてしまいます。

◆ 右肩が後方へ大きく引かれ、肩甲骨が詰まっています(緊張と可動域の著しい低下)

◆ 結果的に前のめり(または猫背)となり、首がすくんだような異常姿勢を取らざるを得ません。

 この2つのうち、どちらがリラックスできているかは言わずもがなです。演奏中はネックやボディに腕の重量を預ける事で安定を図っています。そのためにも、ギターを持たない状態で自然な姿勢が取れていなければなりません。


故に「脱力コントロールの1歩目は、身体とギターの適切な位置関係を築くこと」といえるでしょう。


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