エレキギターのサイズ的な規格もいろいろで、それが好みを左右するポイントであったりもします。今回はブリッジサドルの幅、いわゆる弦間ピッチについて取り上げます。
FENDER / ストラトキャスター
MOMOSE / MST
両者は同じストラト系ですが、フェンダーは11,3mm/モモセは10,8mmのピッチです。もちろん同ブランド内でもこれらが混在していますが、ビンテージリイシューものは幅広ピッチが採用されていることが多いです。
数値で見るとほんのわずかな差なのですが、弾き心地はだいぶ変わってくるかと思います。特に6本をフルストロークするとき顕著に感じるのではないでしょうか。個人的には幅広ピッチの方がラフにピッキングできるので演奏が楽です。ですが音色が好きになるギターは幅狭ピッチのものが多いので、手持ちのギターはこれらが混在しております。
ギター購入の際、試奏前の下調べとしてこうした部分をチェックしておくと選定しやすかったりします。また ブリッジサドルだけパーツ替え して、違いを楽しむのも良いかもしれません。ストラト系であればネジ1本で脱着できます。