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  • ハートフルギター教室

ピッキングフォームのバランス回復

 親指と人指でピックを支えて打弦するフラットピッキングにおいても、中指・薬指・小指は手全体のバランスを取るために重要な働きをしています。主にギターへの適性が高いといわれる人達は、こうした処理を無意識的にこなしピッキングすることができます。右手に対する苦手意識がある場合、1つの打開策として次のピッキングを行ってみて下さい。

 

 上図のようにピックを4弦上に、中指を2弦下にあてがいます。そして掌をすぼめるようにして同時に発音させます。最初は開放弦で、慣れてきたら以下のフレーズを弾いてみましょう。

EX-1

 

 次にピックと中指に時間差をつけて打弦します。どちらが先でもよいですが、フレーズ化した次の譜例も弾いておきましょう。

ピック4弦

中指2弦

 EX-2

 これらの譜例はあまり丁寧に弾きすぎず、多少ラフな気持ちで「軽く、素早く」こなすのがポイントです。メリハリがなさすぎても力みすぎても上手くいかないので、手全体の適切なバランスを見つけることに集中しましょう。

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