top of page
  • ハートフルギター教室

弦を押さえるときに起こる「指の巻き込み/反り返り」

 前回 は爪の形をテーマに取り上げましたが、今回は「指の巻き込み/反り返り」についてみていきましょう。

 

 握力に関係なく、押弦の際に「指が負けてしまう」という症状がみられます。これはギターにまだ不慣れな初心者の方に多いのですが、次に例を挙げてみます。

小指で1弦を押さえようとするが、第1関節が反り返ってしまった例


 これとは逆に「巻き込み」を起こすケースもあるのですが、いずれも「靭帯」や「腱膜」といった 指の皮下組織 の強度が十分でないことが主な原因と考えられています。

小指で1弦を押さえようとするが、指頭が巻き込んでしまった例

 こうした症状を緩和していくために、ギターを弾く以外の時間でもできるトレーニングを1つ紹介していきます。

 

指の強度を高めるトレーニング

 やり方はいたってシンプル、「親指の指頭」と「各指の指頭」を順番に合わせていくだけです。ポイントとしては OKサイン のような きれいな輪 をつくることです。その輪が崩れないよう指頭どうしを強く合わせ、各指で5カウントずつ数えていきます。圧力に負けて指が伸びると輪が潰れてしまいます、きれいな輪がキープできる力加減で繰り返し行いましょう。



bottom of page