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ハートフルギター教室

ネックの反り、大丈夫ですか?

 梅雨入りしてジメジメ、ヒトにとって不快な環境はギターにとってもよろしくないです。特にネックまわりのトラブルは梅雨時期に多く発生している、と掛かり付けのリペア屋さんも言っておりました。

 

主にネックの反りは2種類あり、それぞれ「順反り」「逆反り」と呼ばれています。ただ単純な反り方ではなく、ネジレを伴った反りだとか、波打ったような反り方も少なくありません。

私のお気に入り、カールトン335が若干の逆ぞりを訴えていたので調整してあげます。ネジレはあまりなさそうなので、トラスロッドを回すだけで良さそうです。

逆反りであれば反時計回り、ネジを緩める時の方向にちょびっとずつ回します。画像では弦を外していますが、張ったままの方がコンディションを見極めるのが楽です。好みの弦高にして、ストレスなく押弦できればOK。少々慣れが必要ですが、何事も経験です。

今回は軽症でしたが、これにネジレや波打ちが発生してしまうと、ヒトで言うところの骨盤矯正 みたいな大がかりな作業が必要になることもあります。そうなると素人の手には負えない事が多いので、信頼のおけるショップに入院です。

 

「なんか弾きにくいな」と感じたら、1度プロの目で見てもらう事をオススメします。滞りなく快適にトレーニングを続ける意味でも、しっかり調整されたギターを使いたいものです。

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